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芸術の腕を互いに磨き合える文化交流

 
 

 9月10日午前、「現代中国・国画展」の記者会見が中国国際放送局(CRI)で開催され、作品を出展している芸術家の代表者と主催者である同放送局の責任者が共に記者会見に臨み、中日両国のメディアに画展の準備状況を説明した。

 

 

今年はちょうど、北京・東京友好都市締結35周年、中日定期便就航40周年、世界文化名人斉白石生誕150周年が重なる節目の年だ。中国文化を発展させ輝かしいものにし、アジアひいては世界全体に中国「文化」の声を伝え、中国の書画芸術の影響を世界に広めるため、中国国際放送局は9月27日から10月1日まで「現代日本・国画展」を東京で開催する。

 

あいさつをしている清華大学美術学院の李燕教授

 

中日両国には漢字や詩、書道、絵画、音楽、篆刻、彫刻など多くの共通の文化的要素があり、人的交流においても長い歴史があり、芸術文化はどんなに時間がたっても色あせない話題と言える。この活動は書画文化の交流を切り口とし、中日の芸術家が互いに相互研鑽し合える機会を提供し、中日両国民の相互理解を促進する役目を果たす。そして彼ら一行は日本の大都市にある博物館や美術館を訪れ、現地の芸術文化界の代表者らと友好交流を行う。

 

中国国際放送局に絵画作品を贈ったチベット美術協会の唐天源副主席(右)

 

中国国際放送局に 『大吉図』を贈った有名な画家董必宏さん(右)

 

この活動を主催する中国国際放送局は、1941年12月3日に設立された中国の対外発信を専門とする国の放送メディアであり、使用言語数が世界で最多の国際メディアでもある。同放送局はこうした文化交流活動を通じて、中日両国による有意義な交流の場を設け、芸術や文化など多分野における中日両国間の協力を促し、アジアひいては世界全体に文化の共同発展と繁栄を推進したいと願っている。

 

人民中国インターネット版 2014年9月15日

 

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