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日本「五星奨」遊学団が吉林大学外国語学院を交流訪問

 

文・写真提供=「五星奨」中国語教育推進会

 

コンテストの手順を説明する周異夫院長(中央)

 

 3月8日、吉林大学外国語学院と日本「五星奨」中国語教育推進会の共同主催による中日大学生「中日言語文化歴史知識コンテスト」が吉林大学で行われた。コンテストの出題は中日双方が共同で作成し、内容は中日両国の言語、文化、歴史、地理など。同学院の周異夫院長はあいさつで「両国の青年学生たちはいい友達になり、よく勉強し、人類の進歩と世界の平和のために貢献してほしい」と述べた。

 

熱烈な交流を繰り広げた中日両国の学生たち

 

 中日双方はそれぞれ17人の学生を出場させ、自国と相手国の各方面の知識力、理解力を競った。その中から双方それぞれ6人を選び、中日学生各1人からなる6チームに分け、決勝戦で対決した。両国大学生の相互理解を深めることを目的とし、今回のコンテストは両国の大学生に同じ場所で競い、一緒に勉強する機会を提供した。大学生たちは相手国の言葉と文化を学ぶ熱意を示しただけでなく、母国語と自国文化を学ぶ意欲も増したようだ。「五星奨」中国語教育推進会の葉言材幹事長はコンテストの後、次のように話した。「吉林大学の日本語学部は中国でも日本でも高い知名度があり、日本語教育のレベルと学術レベルも一流と呼ぶことができる。今後、交流と連携をよりいっそう強化していきたい」。

 

吉林大学食堂のバイキング料理に興味を示す日本の学生たち

 

 3月9日、雪が降り続く長春は見渡す限り真っ白で、非常に寒かった。午前中、「五星奨」遊学団の大学生17人が吉林大学外国語学院日本語学部の2年生と3年生と一緒に新学期初日の講義を受けた。両国の大学生は「中日家庭文化の同異点」「中日若者の消費観」などをテーマに突っ込んだ交流を行った。午後、日本側学生は中国側学生の案内で、吉林大学のキャンパス、南湖公園、文化広場および周辺の歴史建築を見学した。これを通じて、日本の大学生は日本の中国東北地区に対する侵略や植民地支配の歴史について理解と認識を深め、日本の教科書からは学ぶのが難しい知識を習得する機会を得た。夕方、「五星奨」遊学団は高速鉄道で天津へ向かい、両国の大学生はなごりを惜しみつつ別れを告げた。

人民中国インターネット版 2015年3月11日

 

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