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村山談話を継承して中日間の友好促進を

 

文・写真=賈秋雅

 

3月10日、中国人民平和軍縮協会と村山首相談話を継承し発展させる会(以下「村山談話の会」)の共催で「歴史を直視して 未来に向かう」をテーマにした座談会が北京で行われた。双方は、「村山談話」や「中日関係」をめぐって意見交換した。

村山談話の会の共同代表で埼玉大学名誉教授の鎌倉孝夫氏は、「村山談話」に関して、「戦後の日本歴代政府の基本的な考え方が集約されている村山談話は、中国をはじめとする世界諸国から高い評価を受けた。村山談話の意義を明確にすることの目的は、日中両国国民が友好と信頼の関係を再構築するためだ」。今年夏に発表される「安倍談話」について、「侵略や植民地支配などの言葉にこだわらない」と表明した安倍内閣の動きを阻止したいと語り、「安倍首相が過去の歴史を忘れずに、侵略と植民地支配にしっかりと反省してお詫びするという、村山談話の最も大切な部分を引き継ぐことこそ、日本と中国、日本とアジアの友好と和解を作っていく第一歩だ」と同会理事長の藤田高景さんは強調した。

中国人民平和軍縮協会秘書長である朱鋭さんは、「安倍首相は、『侵略』や『反省』などの村山談話のキーワードを継承するかどうかは、世界から注目を集めている。幸いに、村山談話の会のような日本の民間団体、良識のある日本の学者、ジャーナリスト、一般庶民のおかげで、日本は正しい歴史認識を堅持してきた」と述べた。

「村山談話」の意義を継承し発展させるために2013年11月に結成した「村山談話の会」は、中国共産党の幹部、学者、研究者そして平和団体などとの交流や意見交換を今回の訪中の趣旨としており、9日から13日にかけて元外務省中国課長の浅井基文氏、元毎日新聞記者の西山太吉氏、元レバノン大使の天木直人氏ら11人が中国の北京、南京、上海を訪問した。

座談会以外に、訪問団は日本による中国への侵略戦争が全面的に勃発した地である北京の盧溝橋、南京大虐殺記念館を見学し、その後上海で中国の学者や研究者と意見交換をした。

 

人民中国インターネット版 2015年3月13日

 

 

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