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写真を通じてグローバルな「友愛」と「平和」を

 

文・写真=孫雅甜

 

 

2015年11月18日、日本友愛協会と中国国際青年交流センター、北京市青年連合会が共同主催する「2015年 友愛国際写真コンクール」表彰式並びに展示会が北京で開かれた。

本コンクールは「友愛、平和、緑、人と自然」をテーマに、世界各国の青年に参加を呼びかけることで、青年の間に相互的な尊重、理解、扶助に基づく交流を推し進めることを目的としている。

 

あいさつしている共青団中央委員会書記処の羅梅書記

 

 

日本友愛協会の鳩山由紀夫理事長

 

 

作品は世界21カ国から4000点近くも集まった。その中から約2770点の作品を選出し、コンクール公式サイトで人気投票を行った。最終的には中日双方の審査委員の審査により、一等賞1名(蒋歓『ふるさと』)、二等賞3名(孫維蔓『子ども時代』、張文良『福州評話』、黄雲華『海での楽しみ』)、三等賞5名(頼玉旺『サッカーという夢を追い続けるアフリカの子どもたち』、陳麗端『春の放牧』、于江『静かな谷』、譚成発『親孝行』、朱龍傑『生計』)、特別賞としての友愛賞2名(張敏傑『活力いっぱいの上海』、林琨『勇者のゲーム』)、このほかにも優秀賞10名、携帯感動賞30名、携帯クリエーション賞30名、ネットユーザー人気賞9名と友好参加賞19名が選出された。

 

表彰式

 

 

 

 

表彰式では、中国共産主義青年団(以下共青団)中央委員会書記処の羅梅書記が「皆さんの作品を見ると、皆さんが自分のカメラや携帯で日常の感動した瞬間や美しい物事を若者ならではの視線で記録していることが分かります。そして、現在の生活に対する情熱とよりよい未来への憧れを感じ取ることができます」と感想を述べた。

また、日本友愛協会の鳩山由紀夫理事長は「今の日中関係は必ずしも氷が融けているような段階ではないと思います。こういうときだからこそ、写真コンクールのようなイベントを催すことによって、日本と中国の若者たちとの交流が進むことを期待しています」と語った。

 

 

自撮り棒で記念撮影している受賞者(右)と鳩山由紀夫理事長

 

日本友愛協会は1981年に中華全国青年連合会(以下全青連)と友好交流関係を結んでから、全青連が派遣した数多くの中国青年技術研修生を受け入れてきた。また2000年から同協会は日本政府の「日中緑化基金」を申請し、中国の植林活動を援助し続けている。昨年までに合計487.96万本の樹木、5万ムー(1ムー=666.67平方㍍)の植林面積、4.468億円の資金を中国に援助した。

共青団中央委員会国際連絡部の万学軍部長、木寺昌人駐中国日本国大使、中国国際青年交流センターの洪桂梅副主任、北京市青年連合会の王洪涛副主席らが当日の表彰式に出席した。

 

受賞作品はこちら

 

 

 

 

人民中国インターネット版 2015年11月19日

 

 

 

 

 

 

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