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油絵で描くシルクロード

 

開幕式であいさつする鳩山由紀夫元首相 

5月30日から6月2日の4日間、東京の日中友好会館美術館で「シルクロードの旅 呉澤軍・張晶 絵画展」が開催された。開幕式には鳩山由紀夫元首相をはじめ、白西紳一郎・日中協会理事長、陳錚・中国駐日本大使館文化参事などが出席し、あいさつを述べた。

 作者の呉澤軍と張晶による作品解説  作品を見る来賓たち

呉澤軍の作品が日本で展示されるのは本展が初めて。作風の大きな特徴は、技法と画材を実験的に使用することで、新たな表現を生み出した点である。画材にはエナメル鉱石の岩絵の具を用い、中国的なモチーフに西洋の写実的画法を採り入れることで、独自の世界観を表現している。一方の張晶は現在福岡在住中で、主な画材は油絵の具。繊細な筆使いでシルクロードを中心とする中国西部の大自然を描く。中国の大自然を見事の再現した透明度の高い色彩は、中日両国はもちろん、欧州からも高い評価を得ている。今回両氏が出展した作品数は50点あまりとなり、鳩山元首相が展覧会名の揮毫を行った。

来賓によるテープカット

本展は東京展示後の6月7日から12日の6日間、長崎美術館にも巡回する。

 

 

人民中国インターネット版 2016年6月6日

 

 

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