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真実を伝えるために
私は自分の体験をいつかは書き残そうと若い時からずっと考えてきました。
弟の存在証明のために、母への感謝、人間としての素朴な愛で敵国日本人の命を救ってくれた多くの中国の人々への感謝を込めて後世に真実を伝えるために。
私はこの思いを、8歳の少女の目で書こうと決めました。子育てを終え、姑を見送った50代になってやっと時間もできて、自分の体験に史実的な裏づけをする資料を探して読みながら、小さな同人誌にこつこつと書いてきました。それを知って励ましてくれた人たちに支えられました。10年かかって自伝的小説『約束の夏』を書き上げることができました。
このたび中国と日本の多くの方々のご支援で、中国語訳で『夏天的諾言』(訳者は李建華氏と呂冰氏)として、北京の当代世界出版社から出していただけて、本当にうれしく思っています。そして平和のために、中国と日本の若い人たちに読んでほしいと切望します。
この本が、2つの国の人と人とを友達として結ぶお役に立てることを心から願っています。
2005年の夏に亡くなった母も、そう願っていることでしょう。
かつて母が「北京の青い空を見たかった。とてもきれいな空だそうだよ」と言ったことがありました。その北京に私は来ることができて、感謝しています。
これからの中国と日本が、明るく強い友情で結ばれて行きますように。
人民中国インターネット版
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