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私たちの食品は安全で信頼できる

3月10日、農業部(省)責任者が全人代と全国政協のプレスセンターで、「農業と農村経済の発展状況」について、国内外の記者の取材を受けた。中国の農産物の安全問題について、農業部の「総経済師(チーフエコノミスト)」であり、市場・経済情報司(局)の張玉香・司長は「中国の農産物の品質と安全レベルはここ数年、大きく向上したと言うことができ、全体的に見れば安全で、安心して食べ、消費することができます」と述べた。

 

張司長によると、中国政府は食品の安全性を非常に重視しており、2001年から「無公害食品計画」を実施し始めた。2007年には、政府はまた、農産物の品質と安全性に対して、専門的な改善活動を展開した。農産物の品質と安全性に対する定例検査制度が全面的に打ち立てられ、全国の大・中都市にある676の農産物の卸売市場が検査範囲の中に入れられた。去年の農産物への検査では、野菜の残留農薬検査の合格率は95.4%に達し、畜産品の「痩肉精汚染」(豚肉の赤身を増やすための薬剤使用)の有無の検査での合格率は99.2%、また水産品のクロラムフェニコールの検査での合格率は99.8%であった。このレベルはかなり高いといえる。

 

張司長はまた「中国が輸出する農産物の品質と安全レベルは、世界的に見ても高い水準を保持している。昨年、日本の厚生労働省が発表したところによると、中国の農産物は、検査される頻度がもっとも高かったが、合格率ももっとも高い国の一つで、99.42%に達した。この数字は国際的な農産物輸出の平均レベルより高いばかりでなく、米国や欧州よりも高かった」と指摘した。

 

「中国は、農産物の品質と安全性に関する仕事に絶えず力を入れており、農産物の品質と安全レベルは絶えず向上している」と張司長は述べている。

 

人民中国インターネット版 2008年3月12日

 

 

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