外国記者、西蔵への取材申請も可能

 

外交部の定例会見で26日、劉建超報道官が記者の質問に答えた。

 

――西蔵(チベット自治区)への外国人観光客の旅行が解禁されたことに、ここ数日注目している。これは西蔵情勢の緩和を意味するものか。中央政府とダライの代表は対話を再開したのか。近く新たな発表はあるか。

 

西蔵自治区への旅行再開については、自治区政府の担当者がすでに説明した。みなさん西蔵情勢に関心をお持ちだが、わたしが強調しておきたいのは、西蔵の安定回復は西蔵同胞を含む全中国人民の利益に合致し、国際社会もこれを期待しているということだ。西蔵の対外開放という政策に変更はないことも強調しておきたい。西蔵情勢が次第に安定を回復する中で、適切な時期に外国人観光客への開放を再開したことは、重要かつ積極的な進展だと考える。

 

みなさんは、いつ西蔵取材ができるのかにも関心をお持ちだ。すでに外国人観光客への開放を再開した以上、外国の中国特派員も以前の規定の手続きに照らして、地方の外事弁公室に申請することができる。他方、西蔵は暴力犯罪活動による破壊を経験したため、情勢にはまださまざまな不確定要素があるかも知れない。みなさんが西蔵で取材する際には、地元当局の手配に従うことを希望する。

 

中央政府とダライ側の接触や交渉については、まだ情報を持っていない。

 

「人民網日本語版」 2008年6月27日

 

 

 
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