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五輪メーン会場「鳥の巣」がついに完成

 

08年北京五輪のメーン会場となる「鳥の巣」の落成式が28日に行われ、その完成が宣言された。これにより、北京五輪の主催都市および共同開催都市にある37の競技会場すべての準備が整った。

 

北京オリンピック公園内にある「鳥の巣」は敷地面積21.4ヘクタール、建築面積25.8万平方メートル、南北333メートル、東西298メートル、高さ68メートル、座席数は9万1000席。今のところ世界最大の鉄骨構造を採用した競技場の一つで、外部には4.2万トンにのぼる鋼材を使用した。北京五輪の開会式、閉会式、陸上競技とサッカーの決勝戦がここで開催される予定だ。

 

北京五輪の最も重要な会場として「鳥の巣」は五輪の三大理念「グリーン・ハイテク・ヒューマニティー」を十分に体現した。屋上には雨水収集システムを導入し、年間6万トン近くの雨水を集め、高水準の再生水に処理することができる。「人間本位」を表すバリアフリーと障害者対応の設備がいたるところに見られ、機能スペースも観衆やゲスト、選手、メディア、安全保障、競技管理、会場運営など様々な利用者のニーズや使いやすさに合わせて配置された。

 

「人民網日本語版」 2008年6月29日

 

 

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