新技術が両会と庶民の距離を縮めた

 

2月28日、温家宝総理が中国政府ネットと新華ネットの生放送室に入り、メディアの共同取材に応じた。同時に多くのネット仲間と交流した。ネット仲間たちが関心を持っている生活、就職、教育など多くの問題について総理に尋ね、その場で総理が答えた。

インターネットは1999年に初めて「両会」(全人代と全国政協)に入った。そのときから、ネットは「両会」をリアルタイムで伝え、代表や委員と庶民を結ぶ先駆けとなった。この数年、新華ネットとチャイナネットなどの一部のニュースのウェブサイトは人民大会堂の中に生放送スタジオを設け、毎年数百名の代表や委員がスタジオに入ってネット仲間と直接対話し、一般庶民の「両会」への理解と参加の機会を大いに高めた。

インターネットは、「両会」に関するニュース報道を画期的に飛躍させた。取材の中で、ベテランの記者は「昔は、大会が始まって間もなく、ほとんどのカメラマンは次々社に戻り、写真を現像スキャニングしたり、文字を打たせたりしなければならなかった。今はほとんどの記者がノートパソコン、デジタルカメラを持っていて、会場からそのまま随時、写真や記事を社に送ることができる。新技術の発展も『両会』の一大変化である。」と語った。(文=段非平)

 

人民中国インターネット版 2009年3月3日

 

 

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