2010年の上海の浦江両岸では5大陸の各国のパビリオンが、来場者にかつてない世界漫遊の旅の楽しみを与えることだろう。これら各国パビリオンは鮮やかに咲き誇る花のように、それぞれの美しさを競いあう。各国パビリオンの概略を先にご紹介する。
イタリア館
テーマ:「理想の都市、人間の都市」
デザインの特徴:機能的なモジュール、組み立て便利
イタリア館は敷地面積3600平方メートルの四角形の建物で、高さ18メートル、20のモジュールを組み合わせて作られており、イタリアの20の区を代表し、ミニチュアのイタリアのようだ。外観を見るとイタリア館はいろんな形に組み合わせることができる分裂したモザイクのようで、異なる地区の多元的な文化が調和、共存する関係を表している。
ネパール館

テーマ:「カトマンズの物語ー都市の精神を求める:探索と思考」
デザインの特徴:異郷の魂
ネパール館はカトマンズの2000年以上の歴史を建築、芸術、文化を中心とするいくつかの輝かしい時代に分け、建築様式の変化を通じて都市の発展と拡大を表現している。ネパール館では同国の環境保護や再生可能エネルギー、環境にやさしい建築といった面での努力を重点的に際立たせる。
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