広西チワン(壮)族自治区

 

基本概況:

  広西チワン族自治区の略称は「桂」であり、中国南部に位置し、首府は南寧である。広西は、地理的に優位であり、西南地区のもっとも便利な海への道であり、中国と東南アジアの経済交流のなかで重要な地位を占める。

地区の特色:

  漓江風景区:漓江風景区は、広西チワン族自治区の東部にあり、珠江水系に属し、世界的にみて規模が最大、風景がもっとも美しいカルスト地形の水辺の景勝地である。クルーズ船による漓江下りでは、桂林から陽朔までの83キロメートルは、まるで華麗な画廊のなかを進むような素晴らしい景色が楽しめる。

  カルスト地形:広西は、我が国のカルスト地形のうちもっとも完全で、もっとも典型的な地区の一つである。地表には峰が林のように連なり、地下の洞窟はそれぞれ異なり、神秘極まる。そのもっとも代表的なものは、蘆笛岩、七星岩および陽朔一帯の峰林である。

  チワン族:チワン族は中国の少数民族のなかで、人口のもっとも多い民族であり、その大多数が広西チャン族自治区に居住している。チワン族の人々は歌舞にすぐれ、特に山歌を好み、服装装飾においては青、黒、茶色の三色を主にする。

  茘浦タロイモ:茘浦タロイモは、桂林地区の茘浦県に産し、タロイモのなかでもっとも美味である。茘浦のタロイモは、大型で、栄養が豊かで、「気」を補い、「腎」を養う。消化系統を助ける効果があり、歴史上では、広西チワン族自治区から皇帝への献上品になっている。

 

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