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広州アジア大会:中国、金メダルラッシュ

 

重量挙げでは、李萍選手が女子53キロ級スナッチと総合成績で今大会初となる世界記録を更新した

広州アジア競技大会における中国選手の金メダル獲得状況は、まさに破竹の勢いだ。開幕後2日間で、中国選手団の金メダル数は計37個。この2日間に授与された金メダル総数63個の半分以上だ。

特に、大会初日、中国は金メダル28個の3分の2を上回る19個を手中に収めた。合計約13時間に及ぶ試合時間中、中国が獲得した金メダルは1時間平均1.46個。武術男子長拳の袁暁選手は、得点9.78で優勝、中国に今大会初の金メダルをもたらし、幸先良いスタートを切った。今大会から競技種目となったダンス・スポーツでは、スタンダードワルツ梁瑜潔・沈宏ペアが圧倒的な強さで優勝、中国にとってアジア大会史上1千個目となる金メダルを獲得した。重量挙げでは、李萍選手が女子53キロ級スナッチと総合成績で今大会初となる世界記録を更新した。

大会初日の快進撃に比べ、2日目の14日は、中国の金メダルラッシュはややスピードダウンしたものの、計18個の金メダルを獲得した。種目別で見ると、水泳5個、ダンス・スポーツ5個、重量挙げ2個、自転車2個、カヌー2個、武術・体操各1個。

14日に行われた射撃では、中国代表は総崩れとなった。男子10メートルエアピストル団体決勝、同個人決勝、女子10メートルエアピストル団体決勝、同個人決勝で次々と負けを喫し、4つの金メダルを逃した。この種目を総なめしたのは韓国チームだった。前日13日のメダル争いで1対5と完敗した韓国が、翌14日に全面反撃、射撃の王座を中国から奪い取る形となった。

このほか、サッカー女子1次リーグでは、中国は10:1でヨルダンに大勝した。

15日、出場各選手は計30個の金メダルを目指し試合に臨む。

 

「人民網日本語版」 2010年11月15日

 

 

 
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