中華全国青年連合会認定「中日青少年友好交流活動」事業

「笹川杯作文コンクール2010―感知日本」結果発表

 

人民中国雑誌社、日本科学協会、中国青年報社の共催による「笹川杯作文コンクール2010―感知日本」は2010年11月30日、多くの応募作品の中から優秀作品が選ばれ、優勝賞をはじめ各賞が発表された。日本語部門の優勝賞は北華大学の潘瑩さんと長春理工大学外国語学部の張雪さんが獲得、日本財団の特別協賛により、2011年2月15日から22日まで、中国青年の代表として日本に招待され、東京など日本各地で現地の大学生と友好交流を進めるなど8日間の訪問と視察を行う。

中華全国青年連合会から「中日青少年友好交流活動」事業に認定された当コンクールは、日本語を学ぶ中国の若者が日本に対する理解を深め、中日両国の青年間の友好交流を促進し、より良い学習と交流の場を提供する目的で行われているもので、「知ることで理解を深め、理解することで信頼を深める」ことを目指している。

今回のコンクールには中国の26の省・自治区・直轄市の百十余校の大学と社会各界から多くの作品が寄せられた。作品のテーマは中日両国の文化や習俗などを中心に広範囲に及び、両国文化の違いをさまざまな角度からとらえ、丹念な観察、際立った重点、新味のある内容など、多くの作品が説得力に満ちていた。日本語がこなれているだけでなく良く要領を得た作品からは、応募者の自身が体得した日本文化をどう読者に伝えたらよいのかという目的意識が強く感じられるとともに、日本語のしっかりした基礎と中国の高等教育機関における日本語教育の高いレベルと実力がうかがわれた。

コンクール組織委員会と参加者を代表し、特別協賛いただいた日本財団及び笹川陽平会長、日本科学協会の大島美恵子会長、協賛の全日本空輸株式会社、松下電器(中国)有限公司に感謝の意を表したい。後援いただいた中華全国青年連合会、中日友好協会、在中国日本大使館、積極的に組織・参加してくださった大連大学、長春理工大学、三江学院、北華大学、蘇州大学など百十余校の大学に感謝いたしたい。公募活動を積極的に進めてくださった中国網、中国国際放送局、滬江網、網易、中日の窓、貫通日本などのメディアに、心から感謝申しあげる。

今後も引き続き中日両国青年間の相互理解と友好を促進するために、ともに貢献してまいりましょう。

 

 

 
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