両会現場:注目される第12次五カ年規画

第11期全国政協・第4回会議の開幕前に人民大会堂東門でイスラエルのアモス・ナダイ駐中国大使と会った。北京に住んですでに4年になるナダイ大使は「中国は現在、都市化の過程におけるさまざまな問題に直面している。また、産業の高度化をたゆまず進めている。中国の発展にイスラエルも全世界も注目している。われわれは両会を通じて中国の将来の計画を知ろうとしている」と述べた。

 潘慶林委員は記者に取り囲まれ、人民大会堂東門外広場から石段までの100メートル足らずを歩くのに30分以上かかった。「中国が最近GDPで日本を追い抜いたことを、日本に20年余り暮らした潘委員はどう見ているか?」との記者の質問に、潘委員は「GDPは本当にそんなに重要だろうか?」と問い返し、「一方は人口が13億人、もう一方は1億3000万人だ。中国と日本にはそれぞれのモデルがある。常に日本と比較すべきではない。われわれはやはり自らの事に注目しなければならない。特に第12次五カ年規画だ」と述べた。

 

 「人民網日本語版」2011年3月4日

 

 
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