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「新しい観光スポット」383を発見

 

青島市の観光資源の財産、開発利用する価値があると認められる新たな観光資源を探し出そうと、青島市は昨年5月から全面的な観光資源調査を繰り広げ、これまでに383のスポットを新たに「発見」した。この中には、今後開発価値のあるものが相当数含まれている。

2010年、胶州市(こうしゅうし/青島市所轄の県級市で、市中心部からは北西に位置する)博物館の文物スタッフが市内の艾山で、後漢時代の経学(儒家経典を研究する学問)者で『三国志演義』にも登場する鄭玄(字は康成)が研究と講義を行った書斎を発見した。この書斎は、山の上の岩をうがって造られており、6平方㍍に満たない小さなものだが保存状態が良好だ。ほかに調査によって、工業遺跡、古城建築、特色ある民家などの観光資源が危機的状態にあることも明らかになった。

一方、青島の観光重点地区で青島市の東北に位置する崂山景勝エリアの観光的価値も明らかにされた。専門家は、道教の太清宮などを崂山自然景観と観光計画と結びつけて重点的に保護・開発することを提案している。価値ある文化古跡、例えば神清宮などは、旧来の姿に戻すことを原則として修復すべきであるとしている。(張穎)

 

人民中国インターネット版 2011年3月29日

 

 
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