青島市は第30回の「愛鳥ウィーク」を開始し、市民たちに対し、身近な鳥を愛し守るよう呼びかけた。林業局の野外調査によれば、現在、青島で発見されている鳥類は、19目、58科、112属、383種であり、山東省において鳥類資源のもっとも豊富な地区である。
青島は山東半島の南部に位置し、気候は温和で、地理的条件に優れ、鳥類の繁殖に適している。ゆえに青島は、中国東部の渡り鳥の重要な“基地”となっており、毎年百万羽にのぼる渡り鳥の通り道になっている。おおくの渡り鳥のなかには、中国国家一級保護珍獣であるタンチョウヅル、コウノトリ、イヌワシなど10種、ハクチョウ、ネヅミヅル、オオタカ、ハヤブサ、フクロウなど国家二級保護動物47種が含まれる。これらの鳥類は、農林害虫のコントロール、自然生態のバランスに代替のきかない働きをしている。(王磊江)
人民中国インターネット版 2011年5月16日
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