
北京時間15日夜に終了した世界卓球選手権ロッテルダム大会おいて、中国卓球チームは、男女シングルス、ダブルス、混合ダブルスの5種目すべてにおいて、金メダル、銀メダルを獲得した。この成績は史上5回目になる。注目の男子シングルス決戦で、青島出身の若い選手、張継科は4:2の結果で前チャンピオン王皓を倒し、優勝。青島初の世界卓球選手権における男子シングルスチャンピオンになった。
張継科は、男子シングルスの新しい世界チャンピオンであり、中国における16人目の世界卓球選手権男子シングルスのチャンピオンである。
1988生まれの張継科は、5歳から父について卓球を学び始めた。2000年、山東鲁能の卓球チームに入団。2002年3月、ナショナル第2チームに入団。2003年1月でナショナルチーム入りした。2007年、ザグレブにおける世界卓球選手権で混合ダブルスに参加した。
2008年、張継科は一躍、有名になった。山東鲁能のエースとして出場し、長期間、勝率の前三位を占めた。
2009年、張継科は世界卓球選手権の団体で初の世界チャンピオンとなる。横浜の世界卓球選手権で木子と組み、混合ダブルスの第二位となり、郝帅と組んで男子ダブルスの第三位となった。
2010年、張継科は中国チームを助け、モスクワの世界卓球選手権の男子団体で優勝。続いてアジアカップで初の国際試合における男子シングルスの優勝者となった。
2011年3月、張継科はチーム内の選抜試合で優勝、ロッテルダムへの切符を手にした。現在は、世界において男子シングルス第三位である。(劉長周)
人民中国インターネット版 2011年5月24日
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