青島のビール文化を表す写真を撮りたいなら、市民がビニール袋でビールを買っている風景が最適かもしれない。青島の市民は、ビールを買うのに専門のビニール袋を使い、それは街の風物詩となっている。
多くの人は、ビニール袋での購入を奇異に思うかもしれない。実は、青島のビール工場では早くからビール瓶が使われていたのだが、その多くは他所の土地に売られていき、市民は量り売りを買うものだった。量り売りは、工場から出荷したて、フレッシュで味わいで、市民はかえってこちらを好む。他所の土地から訪れる観光客も、量り売りビールの美味を青島で初めて知る。夏には、ビニール袋にビールを入れて歩く姿がどこにでも見られる。(文=王暁磊)
人民中国インターネット版 2011年8月24日
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