1.位置
天津市は、中華人民共和国に位置する直轄市。国家中心都市の1つ。環渤海湾地域の経済的中心地であり、中国北方最大の対外開放港である。首都北京市とは高速道路、高速直通列車、京津城際線によって2 - 0.5時間以内で結ばれている。もとは海河の河港であったが、河口の塘沽に大規模な港湾やコンテナターミナル、工業地帯が形成されている。MAP
2.気候
1月の平均気温は-3.2度、7月の平均気温は26.5度、年平均気温は12.8度、年降水量は544.3mmである。
3.自然資源
天津は土地、石油、海塩、鉱物、地熱など豊かな自然資源に恵まれている。
4.人口、民族
2010年末まで、天津の常住人口は、1299.29万人、うち都市と農村部の町の人口は、1033.59万人、農村人口は、265.70万人である。天津は多民族の居住地であり、中国の56民族のうち、50民族が住む。人口が最も多いのは漢族で、全人口の97%を占める。その他の49少数民族の人口は約30万人である。
5.行政
和平区 |
河北区 |
河東区 |
河西区 |
南開区 |
紅橋区 |
東麗区 |
西青区 |
津南区 |
北辰区 |
武清区 |
宝坻区 |
薊県 |
静海県 |
寧河県 |
浜海新区 |
6.友好都市
◎日本
天津市
△兵庫県神戸市(1973年6月24日)
△三重県四日市市(1980年10月28日)
△千葉県千葉市(1986年5月7日)
△北海道函館市(2001年10月18日)
天津市和平区
△兵庫県播磨町(1993年3月25日)
天津市薊県
△福島県西郷村(1995年4月26日)
◎日本以外
(出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%B4%A5%E5%B8%82)
7.宗教
天津は、多宗教都市で、現在、カトリック、プロテスタント、イスラム、仏教、道教の5大宗教の信者が約43万人であり、聖職者は260人である。人々は自らの信仰に基づき、宗教活動を行っている。
8.経済
天津は、渤海経済圏の中心に位置し、区域の経済発展と中国経済発展のなかで重要な地位を占める。2010年、全市のGDPは9000億元人民元を超え、対前年度平均成長率は17%である。都市住民の平均可処分所得は24293人民元、社会消費品小売総額は、2903億人民元、貿易輸出入総額は、822億米ドルである。2010年末まで、世界500強ランキング企業のうち、143企業が天津に投資している。天津は、中国においてもっとも投資誘致力があり、投資回収率がもっとも高い地区となっている。
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