『美しい中国 美しい日本』写真展及び同名写真集発行式が東京で行われる

挨拶をする人民中国雑誌社の徐耀庭社長

開幕式典でのテープカット（左から、白西紳一郎理事長、凌歴副局長、徐耀庭社長、村岡久平理事長、張雁彬局長、江田五月会長、韓志強公使、伊藤修一専務理事、于涛社長）

中日国交正常化40周年を記念して、中国国務院新聞弁公室、中国駐日本大使館が主催し、中国外文局が企画、人民中国雑誌社、人民画報社が運営する『美しい中国 美しい日本』中日国交正常化40周年記念写真展が2012年7月5日、東京の日中友好会館で開幕した。この日は、写真展の開幕式及び同名写真集発行式が行われ、中国国務院新聞弁公室の張雁彬局長、中国駐日本大使館の韓志強公使、人民中国雑誌社の徐耀庭社長、人民画報社の于濤社長、日中友好協会の村岡久平理事長、日中友好会館の江田五月会長、共同通信社の伊藤修一専務理事などの来賓と、中日両国の報道機関や政治・経済界、商工業界の代表100名余りが出席した。

写真展を参観する来賓

韓志強公使、中川健造氏と交流する徐社長

この写真展は「感知中国in日本」活動の一環であり、「国民交流友好年」をテーマとしてとらえ、国交正常化40年来の中日両国交流の歴史を展示し、両国人民の相互理解と相互信頼の促進や両国関係の健全で安定した発展にとって大きな意義を持つもので、中日双方から大きな注目を集めている。また、同名の写真集は内容が非常に充実、テーマ選びにも斬新な視点を持っている。デザインは両国文化の要素と現代的な流行を取り入れて融合させ、美しく仕上がっており、各界から高く評価されている。

于社長に伴われ、写真集にサインする神奈川日中友好協会・田中誉士夫副会長

写真展は６つのセクションから成っている。

１．前言

２．国交正常化40年　新たな出会い――中日首脳会談及び中日関係史重大事件を回顧

３．自然の美　天の創造物――中日両国関係の中の象徴的意義と特別な意義を持つ自然・文化景観を展示

４．文化の美　源は同じでも異なる輝き――両国庶民の社会生活の素晴らしい場面を展示

５．友好の美　心の絆――中日両国の政治、文化、経済などの分野における交流活動

６．未来の美　心からの願い

開幕式典の終了後、記念写真を撮る写真展の設営スタッフ

このたびの写真展と同名写真集発行には２年の歳月を費やして準備と制作を進めてきた。「日本人が見る中国と中国人が見る日本」という、それぞれ違った角度から両国の「美」を発見するという切り口を持ち、約200点優れた写真を通じて、1972年以来の中日両国の友好関係発展の軌跡を振り返り、40年来中日関係の重大な歴史的事件、重要人物の貴重な瞬間を再現し、共に歩んだ友好交流の時を映し出している。同時に、中日両国各界の名高い方々から本写真展と写真集に寄せられたメッセージを収録しており、心のこもったメッセージは、各界の方々の中日友好及び両国関係の不断の発展への期待と確信を表している。写真集は中国版と日本語版があり、写真展の会期は7月5日から13日までの一週間。写真集から特に優れた120枚の写真を選び、展示している。メッセージは写真展会場のスクリーンと、iPadでも表示されている。