浙江省人民政府外事弁公室副主任 路国灏

 

日中交流の成果

今年は日中国交正常化40周年です。浙江省と静岡県が友好関係を締結して30周年になります。数十年来、当省と静岡県との交流は広範にわたり、実質上、多くの成果をあげてきました。

日本に一つの研修制度があります。毎回数名の政府職員を日本の企業に派遣し、先進技術を学ぶ招待研修です。日本企業で数年働いて、中国へ戻り、身につけた技術を中国国内の技術発展に役立てることができます。しかし、この制度にはいくつかの欠点があります。中国人研修生の権利の侵害を招くことがあります。しかし、総体的にみれば、研修制度は中国の多くの優秀な人材を育成し、研修をした彼らは、職場ではなくてはならない人材に成長しています。例えば、私たち省内にある漁業会社の労働員だった社員は、研修後、すぐ省内のある県の漁業管理部門の副庁長になりました。かつて研修生だった杭州人民医院の看護士長は、日本の病院で使われている管理パターンを人民医院に取り入れて、ホテル式の管理を実現しました。これは、病院の看護モデルの大改革と言えます。

すなわち、規模の大きさにかかわらず、不安や恐れを抱かずに、友愛の心を持ち、研修成果を得ることを目的にすれば、日中交流には多くの成果があります。

日本の誠意を身にしみて感じる

2010年の上海万博開催中、川勝平太知事は万博観光ツアーを組織しようと考えました。静岡は「ふじのくに」で、富士山の標高が3776メートルです。そこで、静岡県の県民3776人を集め、富士山静岡空港から上海に向かい、浙江省を訪問し、中国を深く理解しようという計画をたてました。より多くの県民に中国、特に浙江省を訪れてもらうため、川勝知事は、市役所ホールに記録を管理する専用スタッフを配置し、浙江省行き申込者数のカウントを続け、その結果、6千人以上の静岡県民が当省に訪問しました。

日本では、両国の友好交流のために、黙々と貢献している多くの民間人がいます。彼らは交流に投じる資金が無い状況下でも、全身全霊でたゆまぬ努力をしているのです。

数字で比べず事実で比べる

日中国交正常化40周年は記念すべき年です。両国の交流の領域をさらに拡大し、相互理解をすすめ、友情を発展させるでしょう。我が国は政府、民間にかかわらずすべて日中交流に期待を寄せています。私たちも日本政府及び民間との交流が活発になることを望み、今年企画されている多くの友好交流イベントを通して、両国が、実質上の多くの成果をあげることを期待しています。

 

 

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