ホーム   天津について   旅行   生活   ビジネス   芸術   マルチメディア   ニュース   文化センター
 
発展はより速く資源消費はより少なく 天津の新型工業化レベルは全国トップに

 

このところ天津は常に発展の加速を保ち、グリーン・エネルギーを開発、省エネと排出削減、海水淡水化技術の応用に力を入れてきた。資源節約と総合利用を強力に展開し、循環型経済を発展させ、集約型、節約型、エコ型発展モデル構築に努力してきた。天津は、科学技術要素の多い、経済効率の高い、環境汚染の少ない、人的資源力を十分に発揮する道を歩んできたのだ。

国家統計局の初期的審査結果では、2011年の1万元GDPに対するエネルギー消費は0.708トン(中国標準石炭換算)で、前年比マイナス4.28%となり、同年の目標を上回って新型工業化レベルは引き続き全国トップとなっている。

構造的省エネが初めて効果を示し、第三次産業事業体でのエネルギー消費削減が大きなものとなった。第三次産業の発展に多くの柱ができ、伝統的サービス業はゆるやかながら成長を続け、新興サービス業発展の歩みは急速で、第三次産業成長指数の割合は46.1%と、前年比0.1%増加した。第三次産業1万元GDPに対するエネルギー消費は前年比4.97%低下し、下降率は全市平均より0.7%高くなっている。

技術的省エネの進展については、主要産品事業所のエネルギー消費はおしなべて下降している。2011年、天津は可変電圧可変周波数の改造、余熱回収など420余りの重点プロジェクトを積極的に支援し、年間56万トン(中国標準石炭換算)を削減した。産品エネルギー消費指数全市重点観測対象の47事業所のうち26カ所で前年に比べて低下しており、これは全体の半分以上を占める。

資源総合利用では全国をリードしている。再生資源回収利用システムを構築し、節水、土地使用削減、材料の節約に力を注ぎ、全市工業分野での固体廃棄物総合利用率は98%以上に達している。鉄鋼スラグ、廃アルカリ、フライアッシュ(石炭灰)を利用した良質の建設用ブロック、セメント、エコかわら、建設土砂の総合利用率は100%に達している。天津碱厰(ソーダ工場)の100年近い歴史の中で蓄積された2400万立方メートルの廃ソーダの山の上に造営された紫雲公園は面積33万平方メートル、国内唯一の工業廃棄物を利用して造営された環境保護型公園だ。

 

人民中国インターネット版

 

 

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850