このところ、天津経済技術開発区自動車産業モデル基地は絶えず産業体系の完備に力を入れ、自主的創造力確立を加速、2011年末までに、各種自動車生産企業は120社を数えるようになった。この中には一汽トヨタ、長城自動車、天津星馬、清源電気自動車という4つのメーカーがあり、自動車産業の完成生産値は1054億4100万元、利潤は90億4000万元となり、前年比15%増を記録している。2012年1~4月期の完成生産値は407億9000万元で、前年同期比34.6%増、利潤は37億3000万元で、同45.6%増となっている。
モデル基地は2009年に初の新型工業化産業モデル基地の第1陣に選ばれて以来、絶えず産業競争力を高め、現在ではトヨタ、長城(GW)、パナソニック、クムホ、コンチネンタル、デンソー、ヒュンダイといった国際的な有名ブランドが集まり、灯塔、金橋など中国の有名ブランドを持つ。また、すでに一汽トヨタと長城汽車の2つの生産グループが形成されている。モデル基地は2011年には全体で51万5500台の乗用車を生産し、前年比6.9%増を記録。2012年1~4月期には乗用車生産は21万8900台で、前年比45.3%増となっている。
この基地は一貫して自動車産業技術の導入と育成を重視し、2011年末までに自動車関連の2つの国家レベルの科学研究機関、8つの省レベルの科学研究機関を有するようになっている。また、現在ではモデル基地内の94%の自動車関連企業がISO 9000(品質マネジメントシステムの国際標準規格)及びISO/TS 16949(自動車産業向け品質マネジメントシステムの国際標準規格)の認証を受けている。
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