2010年、国務院の同意と国家発展・改革委員会の正式承認を受け、国家海洋博物館が天津に設置されることになった。同館は、天津市と国家海洋局が共同で建設するもので、完成後は天津市が運営管理する。これは天津が重大文化産業プロジェクト推進戦略の実施、文化強市を建設する発展の道の上にふたたびまい進する新たな歩みであり、新たな成果だ。
同館は天津浜海観光区産業南区の東北、計画中の南湾水域に隣接し、中国初の国家レベルの総合的、公益的海洋博物館となる。完成後は海洋の自然史と文化史を全面的に展示し、収集・収蔵、展示・教育、科学の研究、交流と普及、旅行・観光などの機能が一体となった国家レベルの愛国主義教育基地、海洋科学技術交流プラットホーム、海洋指標的文化施設となる。同館の建設は、中国海洋事業発展史上の里程標であり、中国の海洋大国の地位にふさわしい初の総合的国家海洋博物館だ。
同時に、同館は初の天津に建設される国家レベルの博物館で、完成後は天津という都市の文化品位を大きく高めるもので、国際的知名度を高め、文化、観光、商業貿易、交通、関連サービス業の発展を推進し、天津と浜海新区開発開放の推進を加速する新たなエンジンとなるものだ。
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