「陽光」で兵士を導く政治指導員

 

房萍さんは、話す、行動する、教えるという思想活動における4つの点に優れた政治教員で、全軍の優秀指揮士官だ。分隊の主官として着任後6年にわたって、党の創新理論を用いて部隊を建設し、人を育てるよう努力し続け、新しい時代の兵士を率いる特徴ある規律についての研究に没頭した。彼女が研究しまとめた「心理の陽光で戦士を導き、公正の陽光で戦士を凝集し、思いやりの陽光で戦士を温め、魂の陽光で戦士を感化する」という『陽光帯兵36法』は全軍に普及し、2011年には兵士を率いる優秀な人物として全国で巡回報告を行い、士官と兵士双方から好評を得た。

彼女は党の創新理論を深く研究し、十数冊の理論書はいたるところ線が引かれ、ページが丸ままってしまうほど読み込まれた。200万字以上の読書要点メモが蓄積され、得たものを30万字の『萍心而論』(冷静に客観的に評論するという意味の「平心而論」と彼女の名前をかけている)にまとめ上げたのだった。彼女の指導を受けた分隊では7人が相次いで幹部に抜擢された、13人が栄誉を受け、37人が士官となった。規則違反を行う者は1人もいなかった。

彼女はどの戦士にも、各自に合わせた「路線図」を用意し、みなが持ち場にあって学習できるよう導いた。分隊の延べ70人余りが普通話(中国語標準語)とコンピュータなどの試験に合格し、22人が学歴を高めることに成功した。彼女は任官して6年の間に、1日として完全に休んだ日はなく、士官や兵士を率いて素晴らしい10余りの通信保障重大任務を完成させた。率いた分隊は2008年と2010年にそれぞれ一等功の栄誉を受けた、09年には4総部全軍先進第一線部門に選ばれ、10年には分隊党支部は全軍先進第一線党組織に選出された。

房萍さんは、2010年全軍学習有用先進人物、済南軍区女性貢献先進人物に選出され、11年には3月8日の国際婦人デーに優秀な労働女性に与えられる栄誉称号の全国三八紅旗手に選ばれ、済南軍区優秀人材模範兵に選ばれ、済南軍区第2回十大青年模範兵に選ばれた。12年には全国三八紅旗手模範兵に選ばれ、二等功、三等功それぞれ1度ずつ栄誉を受けた。 

 

【プロフィール】房萍 女性、中国人民解放軍725566部隊16分隊政治指導員、1980年3月生まれ、2002年6月入党、大学卒業。

 

人民中国インターネット版 2012年 

 

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