湖北省から来た余凱新代表は、以下のように語った。「私はここに来て、三つの思いがけないことがありました。一つは『中国職工の家』に泊まることで、ここは私が2000年にグループを率いて内装を手がけたところなのです。もう一つは昨日午前、湖北省グループが開放討論会を開きましたが、人民大会堂の湖北ホールの床は、私の弟が1994年にグループを率いて改造したところなのです。そして、三番目は、私のような各地をさすらう出稼ぎ労働者が『十八大』に参加できたことで、これは党の民主を体現したことだと思います」

彼は会の席上で三つの願いを示した。

「一つは農民出稼ぎ労働者の社会的地位の向上で、彼らの進歩のための環境を改善し、経済的な貸家を提供してほしいと思います」

「二つ目は、各種の社会保障を整え、農民出稼ぎ労働者の合法的な権益を保障することです。この他にも、自営業を営む農民出稼ぎ労働者にも、各種の税や費用を免除・減額してほしいと思います」

「三つ目は農民出稼ぎ労働者の病気治療難や子女の通学難を解決し、農民出稼ぎ労働者の医療保険業務を推進してほしいことです。送り出し元、受け入れ先の政府はどちらも農民出稼ぎ労働者の子女の教育をきちんと行い、都市の学校が農民出稼ぎ労働者の子女から学校選択費や転入学習費をみだりに要求することを途絶せねばなりません」

人民中国インターネット版　2012年11月