神奈川県にも『人民中国』読者会

 

文=段非平 写真=単濤

6月24日、神奈川県『人民中国』読者会の発足式が横浜市内で行われた。陳文戈『人民中国』雑誌社社長、牧内良平同県日中友好協会会長、楊宇中国大使館広報部参事官兼報道官、田中誉士夫同県『人民中国』読者会会長、斉藤準一神奈川新聞社社長が出席し、それぞれあいさつした。

発足式であいさつする陳文戈『人民中国』雑誌社社長
陳社長はあいさつの中で、「『人民中国』が還暦を迎えたこの年に、新しい読者会が横浜で生まれ、神奈川県の読者の皆様が自らの組織を持ち、私たちも神奈川県の読者とこれまで以上に直接的な交流の場が持てることになったのは、実に喜ばしいことです。今後、神奈川の読者会の皆さま一人一人が『人民中国』のモニターとなって、随時、感想と意見を私どもにお寄せくださるようお願いいたします。神奈川の読者会のメンバーにもっと多くの若い人たちが増え、このご縁が、聖火リレーのように引き継がれてゆくことを期待しております」と語った。

発足式であいさつする牧内良平神奈川県日中友好協会会長

牧内会長は、「『人民中国』は60年間、中国事情について、日本の読者の理解を深めるために全力を傾注されてこられました。その努力に対して、敬意を表します。陳社長がおっしゃったように、困難な時の交わりによって私たちは真の『知己』、つまり、よく理解し合える友だちになりました。全く同感です。『人民中国』がますますその方向で努力していただことをお願いすると同時に、私たち日中友好協会としても、国民の相互理解を深めるために、いろんな活動を通じて、がんばりたいと思います。日中両国が『知己』になるためがんばりましょう」と述べた。

楊宇参事官は、「中国と日本が対抗から友好までの歴史的な変化を経験してきた『人民中国』は、中国と日本の民間交流の重要な舞台、日本人が中国を理解する窓口、両国人民の相互理解を促進する懸け橋となりました。神奈川県『人民中国』読者会の発足は、神奈川県と中国の友好交流に新しい歴史の1ページを書き加えることになります」と話した。

発足式であいさつする楊宇中国大使館広報部参事官兼報道官

神奈川県『人民中国』読者会の会長に委嘱された田中誉士夫氏

神奈川県『人民中国』読者会式は、日本において『人民中国』創刊60周年を記念する最初のイベントとなった。

 

人民中国インターネット版 2013年6月25日

 

 

 

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