王丹丹＝文

2007年、私は日本での研修に二度参加したのです。日本人の仕事のやり方や雰囲気を体験し、日本の同業メディアの雑誌のテーマ選択計画やページレイアウト、ホームページ運営や電子マガジンなどの成功体験を学ぶためのものでした。　

清水寺の木造建築の素朴さ、竜安寺の枯山水の生き生きとした禅の精神の表現、薬師寺の唐風の古めかしい塔、川越の江南のような清らかな美しさ、そして北海道の原野のさまざまなものが入り乱れるあでやかさ……。美しい景色と独特な文化が、私の記憶に深く刻み込まれています。　

さらに私を喜ばせたのは、多くの忘れ難い日本の読者との出会いでした。正奈史さんの家で本場の日本料理をごちそうになり、一緒に除夜の鐘を聞いたこと。80を超える高齢の熱心な読者である小林泰さんが、5時間車を走らせ、私たちに日本の農家での生活を体験させてくれたこと。　

研修で、日本を間近に観察し、中日両国の友好交流がとても貴重であり、両国の人々が「真・善・美」を追求することでは一致していることを知りました。両国の文化背景が異なるため、一部の問題に対する見方では差異があり、誤解を生じることもありますが、しっかりコミュニケーションをとれば、中日両国人民は親しくなれることを私は信じています。『人民中国』の使命とは、まさに中日両国の人々の相互理解の橋を少しずつ築きあげていくことだと思います。私は『人民中国』で仕事をし、中日友好に力を尽くすことができることを誇りに思っています。

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