民間資本の鉄道建設参入を歓迎

 

中国鉄道総公司の盛光祖社長は5日「多くの民間資本と社会資本が鉄道建設の分野に参入することを期待する」と話しました。  これは盛光祖社長が第12期全国人民代表大会第2回会議で記者の取材を受けた際明らかにしたものです。盛社長は「鉄道建設は投資効果が出るまで時間がかかる。高速鉄道だけでなく、一般の鉄道建設プロジェクトは、収支のバランスが取れるまで3年から5年、あるいは5年から8年かかる。現在の高速鉄道業務は黒字経営に向かっている。中国鉄道総公司は民間資本の鉄道建設参入を歓迎する」と話しました。

また、盛社長は「高速鉄道の料金は関係部門がコストを基に算出したものだ。値段か高いか否かはコストによるものだ。現段階で、高速鉄道は値上げする計画はない。料金レベルにかかわらず、会社は常に効率を高める必要がある。どこで高速鉄道プロジェクトを実施するかは、地元の旅客数と経済発展程度の調査が必要だ。現在、中国高速鉄道の乗車率は他の国を上回っている」と分析しました。

 

中国国際放送局日本語部より 2014年3月6日

 

 
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