李克強総理、スモッグ抑制に受身的な姿勢がだめ

 

北京で開かれている第12期全国人民代表大会(全人代)第2回会議で、李克強首相は6日、山東代表団の『政府活動報告』に関する審議会に参加し、「最近大きな話題となっているスモッグを抑制するために、雨や風を待つなど受身的な姿勢ではだめで、アクティブに対策すべきだ」と強調しました。

李克強総理はその中で、「国内総生産(GDP)を一方的に追い求めるやり方はだめだ。効率と品質の向上を高め、国民生活の改善につながりつつ、環境にも配慮した経済成長を実現させるべきであり、品質・効率向上と国民生活の改善を結び付けなければならない」と指摘しました。

李克強総理が5日に全人代で行った『政府活動報告』は、今年、中国政府は「断固として汚染に立ち向かい」、微小粒子状物質(PM2.5)と微粒子物質(PM10)の削減を突破口として、大気汚染抑制行動計画に全力で取り組み、エネルギー生産と消費モデルの転換を推進し、生態保護を強化していく方針を示しました。

 

中国国際放送局日本語部より 2014年3月7日

 

 
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