商務部長、APEC役割の縮小を否定

 

中国の高虎城商務部長は7日、アジア太平洋経済協力(APEC)の役割が縮小したという言い方には賛同できないとの考えを示しました。

高商務部長は7日の記者会見で、「APECは現在アジア太平洋地域において、最も影響力の大きい地域的枠組みだ。2013年、中国は、APEC加盟国との貿易総額が対外貿易の60%、APEC加盟国に対する直接投資額が対外直接投資の70%を占めていた。中国の貿易パートナー上位10カ国のうち、8カ国がAPEC加盟国だ」とした上で、「2014年、中国はAPEC非公式会合や閣僚級会合など一連の会合を主催する。現在のアジア太平洋経済を取り巻く新しい情勢の下で、中国は『未来に向けたアジア太平洋パートナー関係の共同構築』をAPEC中国イヤーのテーマにし、地域経済一体化の推進、経済の革新的成長の促進、そして全面的なインフラ施設と相互接続の整備などの議題をめぐって討議していく」と明らかにしました。

 

 

中国国際放送局日本語部より 2014年3月8日

 

 
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