馮驥才委員:内容の革新が文化産業のカギ

 

王衆一=文

文化産業は市場の文化であり、大工業を背景とした文化でもある。このため、文化産業の文化は特定のもので、それは標準化され、大工業を背景に複製されるものでさえある。さらに、文化そのものの性質が娯楽的であり、大衆性、消費性の文化だ。

私たちはかなりの部分で文化産業が文化的性質を持つことを理解しているとは言えない。また、芸術作品そのものの人を引き付ける魅力に頼る必要がある。最も重要なのはイノベーションが必要であることた。なぜなら、文化の本質は人の精神労働だからだ。最も重要なポイントはクリエーティビティーとイノベーションだ。文化産業ニーズは特殊な、大衆のニーズに合致し、市場に適合するこうした一種の独特の文化イノベーションだが、私たちにはこの分野の人材が欠乏している。しかし、多くの地方政府はあまりに急いで彼らの政治的成績と結びつけ、ある時期に多くの問題が現れた。われわれの文化産業パーク推進は文化産業そのものより大きく、漫画・アニメ基地数は漫画・アニメ作品数より多くなりそうだ。これは私たちの問題であり、私たちが是正しなければならない、私たちの今後の任務の重点となるものだ。

 

馮驥才 1942年、天津生まれ。作家、画家。中国文学芸術界連合会執行副主席、中国小説学会会長、中国民間芸術家協会主席、国際民間芸術組織副主席、中国民主促進会中央副主席、全国政協常務委員。

 

人民中国インターネット版 2014年3月10日

 

 

 

 
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