江蘇省代表団グループ討論

 

馮進=文・写真

グループ討論で発言を行う南京市人民代表大会常務委員会元主任の陳家宝代表

2014年3月10日、第12期全国人民代表大会第2回会議では各代表団が引き続き全人代常務委員会活動報告について審議を行った。

江蘇省代表で、南京市人民代表大会常務委員会元主任の陳家宝氏は発言の中で「中華人民共和国各級人民代表大会常務委員会監督法」は時代の変化に対応すべきだという観点を提起し、大会代表の賛同を得た。江蘇省副省長の徐鳴代表は発言時に、二つの提案を行った。一つは立法が今後立法機関の主導で行われ、社会に向け立法の提案を募るという方法で立法を完全なものにしていくという提案で、第二は土地管理法の修正と整備の推進を加速することだった。

二つの提案を行った江蘇省副省長の徐鳴代表

中国共産党江蘇省高淳県古柏鎮委員会副書記で、武家嘴村委員会書記の武継軍氏は末端の現場代表だ。彼は労働法の中の条項制定にいささか細かさに欠ける部分があると考えている。農村で労働争議が発生した場合、よく依拠するものがなく、一部の小企業の従業員は労働災害や交通事故が発生した場合、企業の負担は非常に重く、1年かかって稼いだ苦労の末の金が賠償のためにみな失われてしまうという。そこで、企業と当事者はよく示談を行うのだ。そして、もし裁判に持ち込まれたら、時に企業の賠償金はより高額になってしまう。企業は往々にして法律のしかるべき保護を受けられず、そこに付け入る人間もいることを紹介した。

末端の現場からやってきた武継軍代表は、農民工と企業間の争議や事故などについて、労働法に対する意見を述べた

 

人民中国インターネット版 2014年3月11日

 

 

 

 
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