鄧振竜代表:美しい郷村建設は一つの壮大な著作

 

広東省の客家山村に生活する鄧振竜代表は、郷村に生まれながらの親近感を抱いている。彼は李克強総理が「政府活動報告」で「美しい郷村を建設すべき」と提出したことについて、タイムリーな措置だと感じている。農村出身の基層幹部として、鄧代表は美しい郷村建設のカギは、その土地柄にあわせ、科学的に計画をたてることにあると考えている。政府とその土地出身の知恵者の力を結び付け、都市化建設の推進と結び付け、広く農民から意見を聞き取った上で、村と都市の拡大と質の向上、村の産業発展と土地利用などの計画を科学的に行い、計画の実現性を高め、村の個性的な魅力を体現させる必要がある。「千の村がすべて同じ景観」を避け、「一村ごとに異なる景観」「一村ごとに異なる名産品」を実現させることにより、郷村の特色と味わいを十分に示すことができるだろう。 「美しい郷村の建設にはさらに経済発展と生態保護の関係を正確に処理する必要があり、産業発展をめぐって生態化を推進し、グリーン農業、エコ工業の発展を強化することもできます。条件の整った地方は青い山と緑の水、自然の趣を特色として発展することもできるし、現代文明、田園風景、郷村風情が一体となった観光レジャー経済を打ちたて、都市の人が足を向けたくなるような魅力的な郷村を心を込めて作り上げるのです」と、鄧代表は語る。

村の環境の改造や整備は、建設と管理をどちらも重視する必要があり、モデルによる促進、同時推進という原則を堅持し、農村のも揉め事調査・処理メカニズムを整え、農村の文化生活を活発・豊富にする……。鄧代表は、「美しい郷村建設は一つの壮大な著作のようで、どのように始め、どのように終わらせるのかの心づもりが必要で、いかなる文字も、いかなる文章記号も、真剣に検討する必要があるのです」と語る。(編集=光明日報王国平・人民中国丘桓興)

 

鄧振竜 広東梅州大埔県新東村党支部副書記

 

人民中国インターネット版 2014年3月12日

 

 
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