李総理、経済成長は合理的な範囲内に

 

第12期全国人民代表大会(全人代)第2回会議閉幕後、李克強総理は13日、北京で国内外の記者と会見した際「経済の下振れリスクの増大が、去年の最大の課題である。国際世論から中国経済はハードランディングする可能性があり、成長率は3%から4%前後しかないという声も出ていた」と話しました。

その上で「マクロ調整の構想と方式の革新を通して、経済運行の合理的な範囲を明確にした。われわれは改革を促し、構造を調整し経済社会発展の主な目標を実現させた」と紹介しました。

また、李総理は「今年も相変わらず厳しく、さらに複雑になる可能性もある。成長を保ち、雇用を確保するとともにインフレを防ぎ、リスクを抑えることが必要だ。品質を高め、効率を向上させ、汚染を防止しなければならない。多くの目標を実現させるために合理的なポイントを探す必要がある。これは難易度の高いことだ」と述べました。

これについては、更に「備えあれば憂いなし。困難に直面した時、有利なものを選び、害を避けるのが正しいやり方だ。われわれは今年の経済成長を合理的な範囲内に確保する能力を持っている」と強調しました。

 

中国国際放送局日本語部より 2014年3月12日

 

 

 
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