武藤敏郎

中国は10%を超える高度成長をとげ2011年には世界第二位のGDP大国となったが、最近は7%に減速しており成長パターンの変化が起こっている。中国は従来の固定資産投資と輸出中心から個人消費を中心としたバランスとれた持続的な成長への転換をはかるべく経済構造の改革が進められているといえる。

次の10年も東京-北京フォーラムを継続しようという合意に至った。過去10年は、経済発展をとげるために相互補完をいかに充実させていくかが主要な論点だったが、今後10年は従来とは違ったものになるのでは。日中が共同の問題をどう解決していくか、中国や日本が経済大国としてアジアや世界の発展のために責任ある行動をとっていくべき。

 

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