習近平主席、朴槿恵韓国大統領と会談

 

中国の習近平国家主席は10日、北京の人民大会堂で韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談しました。

習近平主席はその際、「自由貿易区の設立は両国にとって重要な一里塚となり、アジア太平洋地域の一体化プロセスの促進に役立つに違いない」と強調した上で、「朝鮮半島問題に対して、中国の立場は明確で終始一貫している。関係各方面が誠意を持って、6カ国協議を再開して実務的かつ実用的、また各方面が受け入れられる解決法を早く見つけることを期待している」と述べました。

これに対して、朴槿恵大統領は「韓国は引き続き関連協定の早期達成と早期発効に努めていく。中国が主催するアジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議は本地域の一体化プロセスを力強く推進することを信じている」という考えを表明した後、「韓国は朝鮮半島問題の解決における中国の役割を重視している。中国が関係各方面との意思疎通と協調を強化し、6カ国協議の再開に有利な条件を作り出すことを期待している」と述べました。

 

中国国際放送局日本語部より 2014年11月10日

 

 
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