高倉健の訃報を大きく報道

 

11月18日、俳優高倉健の訃報が流れると、中国の各メディアは直ちに関連報道を展開した。哀悼の意を表すために背景をモノクロにしたウェブサイトも少なくなかった。主演映画『君よ憤怒の河を渉れ』が1978年に中国で公開されたあと、主人公の「杜丘」は「タフガイ」の標準となり、女性が恋人を探す参考となった。また2005年、74歳の高倉氏は著名な映画監督・張芸謀(チャン・イーモウ)氏の映画『単騎、千里を走る。』に出演し、その素晴らしい演技で絶賛を浴びた。

高倉氏の逝去に対し、中国のファンたちは相次いで追悼の言葉を書き込み、中には「あなたは猟師のように、矢で私の胸を貫いた。去っても、矢はそのまま残っている」「高倉健さんの訃報を聞いて、お昼ご飯は日本料理にしました。尽きない孤独と悲しみを乗り越えたい」というつぶやきも。

中国外交部(外務省)の洪磊報道官は同18日の定例記者会見で「高倉氏は中国人が親しんできた日本の芸術家で、中日の文化交流の促進に重要で積極的な貢献を果たされました。彼の逝去にわれわれは哀悼の意を申し上げます」と述べた。

 

 

人民中国インターネット版
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