全国政治協商会議、紀律監督チームが委員の滞在先で目を光らせる

 

全国政治協商会議弁公庁新聞局の張敬安局長は1日、会風会紀(会議の気風・紀律)監督チームが全国政治協商会議委員の滞在先に入り、かつ摘発・通報のため意見箱を設置すると発表した。

全国政治協商会議第12期全国委員会第3回会議は、3月3日から13日にかけて北京で開かれる。張局長は1日に開かれた記者説明会において、同会議の初の記者会見が3月2日午後に人民代表大会で開かれることを発表した。同会議の呂新華報道官は国内外のメディアに対して、同会議の関連状況を紹介し、記者の質問に回答する。

張局長によると、会風会紀監督チームが委員の滞在先に入り、ホールに会風会紀意見箱を設置することになる。委員の滞在先に会風会紀監督チームが設置されるのは、これが初めてだ。また委員の滞在先に提供される使い捨ての歯ブラシや石けんの数が減少し、ミネラルウォーターはすべて有料となる。同会議はさらに委員の議論に特化した携帯アプリを開発した。

張局長によると、全国政治協商会議の姚明(米NBAで活躍した元バスケットボール選手)委員の「スポーツ競技の審査を取り消し、記録に変える」という提案が受理され、2015年の政府工作報告に反映されることになった。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年3月2日

 

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