李克強国務院総理は政府活動報告の中で、2015年はエコ文明建設を全面的に推進し、強力な手段で環境汚染対策を行うと述べた。

李総理はこれについて以下のように指摘した。必ず厳格に環境関連の法律を執行し、違法に環境汚染物質を排出した者には強力に対応し、厳重な代価を支払わせる。見逃したり黙認したりする者には厳しく責任を追及し、しかるべき処罰を受けさせる。生態環境保護の貴きは行動にあり、成否は持続にある。われわれはしっかりと緩めることなく、必ずや「青空が常にあり、澄んだ水が長く流れ、永続的に発展する」ことを実現する。

李総理はまた次のように示した。2015年の国内の排出炭素強度（単位GDPあたりの二酸化炭素排出量）を3.1％以上削減する。化学的酸素要求量（COD）、アンモニア態窒素排出量はともに2％前後引き下げ、二酸化硫黄、窒素酸化物（NOx）の排出量はそれぞれ3％、5％削減する。

同時に、大気汚染防止行動計画を掘り下げて実施し、地域が連携しての防止・抑制策を実施し、石炭火力発電所の低排出型への改造を推進、重点地域の石炭消費の増加ゼロを促進する。（編集・張春侠）