平和を大切にし、未来を切り開く

 

反ファシズム戦争の勝利を記念する軍事パレードについて、王毅外交部長は「今年は中国人民抗日戦争勝利70周年にあたる。当時、世界的な反ファシズム戦争のアジアにおける主戦場として、中国は他国のやり方を参考に、軍事パレードを含む記念行事を開催するのは正常かつ自然なことである。その目的は、歴史を心に刻み、犠牲となった先人たちを偲び、平和を大切にし、未来を切り開くことだ。我々は、全ての関連国の首脳および国際組織を招待する。誰であれ、誠意があるならば歓迎する」と述べた。

歴史問題が中日関係に及ぼす影響について、王部長は先輩外交官の話を引用し、「加害者がその責任を忘れないことこそ、被害者はかつて受けた傷が癒される可能性がある。これは人と人が付き合う上の道であり、歴史問題に向き合う上での正しい態度でもある」と話した。さらに、「70年前、日本は戦争に負けたが、70年を経った今、再び良識を失ってはいけない。今後も歴史の重みを背負っていくのか、過去を一刀両断し別れを告げるか、日本の選択にかかっている」と話した。

 

人民中国インターネット版2015年3月8日

人民中国インタ-ネット版に掲載された記事・写真の無断転載を禁じます。
本社:中国北京西城区百万荘大街24号  TEL: (010) 8837-3057(日本語) 6831-3990(中国語) FAX: (010)6831-3850