王外交部長:中印が手を携えて発展すべき

 

第12期全国人民代表大会(全人代)第3回会議が8日に開いた記者会見で、王毅外相は「中国はインドと共に、両国の指導者による重要な共通認識を遂行し、手を携えて共同発展を遂げたい」と述べた。

王毅外交部長は「去年9月、習近平主席はインドを歴史的に訪問した。両国の指導者がモディ首相の故郷グジャラート州で、ガンジー記念館で一緒に糸車を回す映像が中国で流された。中華民族は答礼を重んじる。今年、モディ首相の中国訪問も中国政府と国民に熱烈に歓迎されるに違いない」と話した。

また、王毅部長は「鄧小平同志がかつて、『中国とインドが発展できなければ、アジアの世紀にはならない』と語った。中国はインドと共に、2つの東方文明の復興を推進するほか、2つの新興市場の共同繁栄を促進し、両国の親睦を確保したい」と述べた。

中国とインドの境界線問題については、「これは歴史上、残されてきた問題だ。長年の努力を経て、交渉が少しずつ進展をみせている。また、これに関する争いもコントロールされている」との考えを示した。(任春生、山下)

 

中国国際放送局日本語部より 2015年3月8日

 

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