３月11日午前、第12期全国人民代表大会第3回会議プレスセンターで記者会見が開かれ、科学技術部（日本の省に相当）の万鋼部長（同、大臣に相当）は、中国の有効発明特許件数は前年同期比で大幅に増加しており、合計で66万件に達すると予測されることを明らかにした。

万部長は続けて以下のように語った。２０１４年は中国が改革の全面的深化を行う最初の年で、科学技術の改革・発展のプロセスにおいて極めて特別な年でもある。党中央、国務院は科学技術の革新および科学技術体制の改革を非常に重視しており、科学技術事業をテーマとした検討会は15回も行った。科学技術の発展においても、科学技術の改革においても、「相当に頑張っている」と言えるだろう。

ライフサイエンスと遺伝子工学において新たに重要なブレークスルーを遂げており、これは将来の遺伝子治療のために土台を固めたものだ。鳥類の起源に関する研究成果は米国の『サイエンス』誌の10大ブレークスルーに数えられた。鉄系超伝導体材料、暗黒物質実験室などの面でも大きな成果を上げている。全体的に言えば、われわれはライフサイエンス、物質科学、ナノテクノロジーなどの分野で優れた成果を上げている。中国国内の有効発明特許件数は前年同期比で大幅に増加しており、66万件に達すると予測されている。（編集・張春侠）

人民中国インターネット版　2015年3月11日