王新奎委員:社会全体で養老体制を準備しなければならない

 

政協委員の王新奎上海市政府参事室主任は経済グループの討論で、社会全体で養老体制を準備しなければならない、と指摘した。彼は「以前、われわれは中国の人口のピークは2050年で、16億前後に達すると予想していた。今ではピークは2030年に早まり、しかも14億を超えないようだ。この中で最も重要な問題は高齢者人口をどのように養うかだ」

同委員は次のように説明した。納税労働人口と退職者人口の比率は現在5対1だが、2025年には2対1になる。つまり現在は、5人で1人の退職者を養っているが、2人で1人を養うことになるが、どのように養えばよいのか?

彼の過去1年の調査研究によると、企業のコストに占める養老金負担は「急上昇」だ。そこで「人口ボーナス」が次第に薄れ、社会全体で養老体制を準備しなければならず、長期計画を策定し、労働生産性の向上、養老年金関連制度の整備を推進し、早急に、現状に対応しなければならない」(文・写真=王焱)

 

人民中国インターネット版 2015年3月12日

 

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