周小川総裁 上半期に預金保険制度導入へ

 

取材を受けている第12期全人代代表、中国人民銀行の周小川総裁(右から3人目)(写真・張雪)

3月12日14時45分、第12期全国人民代表大会第3回会議プレスセンターで記者会見が行われ、中国人民銀行の周小川総裁、同銀行の副総裁・国家外貨管理の易綱局長、同銀行の潘功勝副総裁、また、シルクロード基金有限責任公司の金琦会長が金融改革・発展について、記者たちの質問に答えた。

預金保険制度がいつ中国に導入されるかについて、周総裁は次のように語った。預金保険制度は金融改革における重要な一歩として、すでにさまざまな準備が行われており、昨年末に預金保険条例についての意見を募った結果、ほぼ肯定的な意見が得られた。これは預金保険制度の導入のための条件が基本的に整ったことを意味する。今年上半期に導入されると周総裁は予測する。(編集・張春侠)

 

人民中国インターネット版 2015年3月13日

 

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