劉雲山書記らが代表団の会議に参加

 

中国共産党中央書記処の劉雲山書記、中央規律検査委員会の王岐山書記と張高麗副総理らが12日午後、それぞれ第12期全国人民代表大会(全人代)第3回会議の一部の代表団の会議に参加した。  

陝西省代表団の審議会議に参加した際、劉書記は精神文明の建設推進を強調し、「『四つの全面』の職責と使命をしっかりと把握し、精神文明の建設に関わる各仕事を統括して振り分け、実施しなければならない」としたうえで、「法治文化の建設推進に取り組み、法治を社会の信仰にしていく必要がある」と述べた。

チベット自治区代表団の会議に参加した王書記は「富と文明を求めるのは人類発展の永遠の原動力である。わが党の『2つの百年』(中国共産党創立100年までのややゆとりのある社会の完成と新中国成立100年までの近代化の基本的実現)という目標が意味することは、人民の日増しに高まっている物質的および文化的な欲求を満たすことでもある」と指摘し、「党幹部が党の優れた伝統を忘れず、誠心誠意、人民に奉仕していく方向性を守り、永遠に人民大衆を念頭におくことが必要だ」と強調した。

張副総理は雲南省代表団の会議に参加した際、雲南省が改革開放で収めた成果を評価した上で、中央の要求と習近平総書記の一連の重要な談話の精神に従い、「四つの全面」という戦略的配置をめぐり、雲南省の実情に基づいて、「一帯一路」(シルクロード経済帯と海上シルクロードの構築)と長江経済エリアの建設や、民族団結モデル地域の建設、エコ文明建設などにおける飛躍的な発展を実現するよう期待を寄せた。(Katsu、高橋敬)

 

中国国際放送局日本語部より 2015年3月13日

 

 

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