中国外文局(中国国際出版集)と日本の言論NPOが共同で主催する第11回北京-東京フォーラムが24日、北京市で開幕した。陝西省の婁勤倹省長が全体パネルディスカッションで基調報告を行った。

婁勤倹省長の発言内容は以下の通り。

陝西省は中日友好の発祥地である。近年、陝西省と日本の友好交流と経済・貿易提携は急速に発展し、日本の京都府、香川県、奈良県、愛媛県が次々と陝西省と友好関係を結び、奈良市など8つの市が西安市と友好都市関係を結び、100回以上の経済・貿易、科学技術、スポーツ、教育、文化などの交流活動を実施している。陝西省と貿易の往来がある約200の国・地域の中で日本は5番目に大きい貿易相手である。日立、三菱、富士通などの企業は陝西省で300以上の事業に投資し、2014年の二国間貿易は47.7%増となった。

深まり続ける民間交流と経済協力は中日の友好関係をより豊かにし、発展させた。経済のグローバル化が進む中で、平和と発展は逆らうことのできない時代の流れであり、中日両国は一衣帯水の関係で、友好と協力は人心の向かうところである。陝西省と日本の経済の相互補完性は強く、設備製造、ハイテク、省エネ、文化・観光などの分野においてそれぞれの優位性があり、巨大な協力の潜在力がある。私たちは相互尊重、相互利益を土台にし、生態保護、文化・観光、物流、金融などの近代サービス業などの分野で日本側と交流、協力を展開したいと考えている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月24日

 

 

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