青島オリンピックセーリングセンターの夜景（写真・王忠剛）

昨年、青島市は延べ7500万人の国内外の観光客を受け入れ、観光収入は総額1200億元に達し、前年同期比でそれぞれ7％、13％増。青島市は今年もハイエンドの海浜観光、レジャー観光、農村観光や新型の観光業態の発展を推進し、観光業の発展スペースを広げ、公共サービスの質的なレベルアップを図り、引き続き観光業界の監督・管理を強化し、観光業の質と利益の向上のために積極的に努力する。

青島市は昨年、総投資額3000億元で、80の観光大プロジェクトの建設に全力を挙げ、このうち、いままでに、1628億元を投入し、58プロジェクトが着工した。昨年、すでに94億元を投入した「観光・レジャー・バカンス及び博覧会パビリオンを含む1000万平方メートル建設プロジェクト」のうち181万平方メートルの工事を完成した。特に農村観光施設のレベルアップが顕著だ。通年で、全市の農村観光施設は延べ2800万人に達する内外の観光客を受け入れ、142億元の観光収入を得た。昨年5月に開港した青島大型客船母港はいままでに延べ15便、総計1万3000人を迎えた。　

昨年、青島観光業界は微博（中国版ツイッター）、微信（中国版LINE）などニューメディアビジネスに力を入れ、アジア最大のショッピングサイト・淘宝（タオバオ）の旗艦店を開設し、青島観光公式アカウントの微博ファン数は400万人を超えた。また、続けて「青島市民観光月間」のイベントを実施し、優遇サービスを提供する観光連盟に参加する景勝地は31カ所に増加し、15万人の低所得者が恩恵を受け、オフシーズンの観光収入も増加した。交通面で、青島北駅、膠州湾大橋、膠州湾トンネルが相次いで完成し、供用を開始し、青栄（青島‐栄成）都市間鉄道も開通し、済青（済南‐青島）高速鉄道、膠東空港が着工し、済青（済南‐青島）高速道路と瀋海（瀋陽‐海口）高速道路などの改修工事も進み、観光交通システムをスピードアップした。（文＝于順）

人民中国インターネット版　2016年1月7日