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サルの切り絵 50年の技

切り紙の作品を手にしている李翠敏さん 

李翠敏さんは6歳から切り絵を始め、彼女が切ったサルは青島市の記念品として海外からの賓客に贈られている。 

うれしそうに生き生きと動き、まるで仙人が食べるモモを持っているように、切り紙大御所の李翠敏さんの手の中で、サル年の新年に因んだ一匹のサルが目の前に飛び出してきた。  

今年還暦を迎える彼女は6歳から母方の祖母に切り紙を教わり始めてからすでに50年以上になる。多くの切り紙芸人が彫刻刀を好んで使うのとは違って、彼女の作品は完全に一丁のはさみと両手で鮮やかに作り上げる。彼女の切り紙は国連教育科学文化機関(ユネスコ)から認証されている。さらに彼女の作品は青島市の記念品として、海外からのお客さんに贈られている。

彼女が正直に話してくれたところによると、干支の中でサルは最も切るのが難しいそうだ。しかし、これまでに百犬図、百花図、百魚図、百駿図、百虎図を創作してきた彼女は、サル年に合わせて100匹のサルがいる百猿図を作りたいと考えている。「実際に、サルの切り紙は細かい作業ですが、小さな爪とか毛の細かさよりも大事なのは表情ですね」と話す。彼女は切り紙の楽しさを周りの人々にも伝えようとしており、多忙な中でコミュニティーの人々に切り紙を教えている。彼らはダイコンを抱いたサルやザクロを抱いたサルを切って、楽しんでいる。(文=馬暁婷)

 

人民中国インターネット版 2016年2月3日

 

 

 
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